当院のホームページに掲載しているコラムなどは、全て私が作成した文書です。テーマなどを意識して、40年前に耳鼻咽喉科医となり、そして開業して30年間、患者さんから実際に学んだ経験をまとめた文書です。正書と呼ばれる教科書に照らし合わせる事はしますが、あくまで経験した事実と患者さんから「良くなりました」という答え合わせをした結果です。
10年ほど前に愛知県中小企業団体中央会に依頼されて雑誌に掲載された内容もコラムに上げています。
最近は、ある団体の耳鼻咽喉科診療の講師を依頼されて耳鼻咽喉科処置について講習会を行なったので、その内容もホームページに載せました。若い先生方は、大学や病院では耳鼻咽喉科処置治療の詳細を学んでいないという事を知りました。若い先生方には病院、開業を問わず、当院コラムの内容を真似をして診療を行なってもらえれば、患者さんの為になると、私は心から願っています。
私は、耳鼻咽喉科外来診療の他科との差別化は、処置であると20世紀の時代から考えていました。将来と言っていたA.I.診療の時代が現在となり、画像から診断、検査、治療にまでA.I .に奪われつつありますが、耳鼻咽喉科処置をA.Iロボットが行なう事にはなりません。簡単な問題です。答えは、人間が耳鼻咽喉科処置を行なった方が安価であるからです。日本の耳鼻咽喉科診療が築き上げてきた、ユニットを使用した耳鼻咽喉科処置治療は、他国には真似できません。
丁寧で痛くない耳鼻咽喉科処置治療を行えば、保険診療上、割に合わない安い保険点数でありますが、患者さんから「良くなりました。ありがとうございます。」の答えが返ってきます。これをモチベーションとして、耳鼻咽喉科処置治療をやる事が、私の生き甲斐となっています。